形の崩れた多肉植物
徒長多肉
形の崩れてしまった多肉植物=徒長多肉は
その後いくら日光に当てても元の形には戻りません。
徒長多肉の行く末は株を解体して1から育て直しになります。
かろうじて元気そうな葉を取って葉挿しにするか
節をカットして脇目が出てくるのを待ちます
少しずつ再生していきますが、ある程度の見栄えになるまでは
品種にもよりますが1~2年かかってしまいます…
徒長してしまった多肉の直し方
かろうじて形が保っている先端部をカットします。
カットした切り口は必ず風通しの良いところで乾燥させます。
ネット状のアイアン板などを利用してスポっと挿しておくと形がくずれずおススメです。
大概の品種は10日~20日程度でひげのようなピンク色の根っこを出します。
根っこを確認したら土に植えてあげます。
根っこがあれば水やりをしても問題ないです。
多肉植物を水に挿すのは厳禁です。
ごく一部の多肉植物(グリーンネックレスetc.)は水に挿すとすぐ発根するものもあります。
その場合は発根が確認されたらすぐに土に植えてあげてください。
そのまま水に挿しておくと根腐れを起こしてしまいます。
先端部をカットして残った根の付いた部分はそのまま鉢に植えておくと
株にパワーが残っていれば節から脇目を出してくれる可能性もあります。
ただ徒長している多肉植物は状態としては健康ではないので難しいかもしれません
私たちに出来ること
徒長してしまった多肉植物ほどかわいそうなものはありません・・・
解体して仕立て直すのも根気のいる作業になります
絶対に復活するとも限りません…
プロの生産者さんでない私たちに出来ることは
とにかく徒長しないように日々の管理を徹底することです☆
お外でしっかり日光浴させてあげましょう。